自分の仕事を遂行する自信の程度をあらわしており、値が低いほど、仕事をこなす、成果を出す自信がないと感じる人が多いことを意味します。
この因子を構成する質問
- 私は、仕事で必要とされる業務をこなす自信がある。
- 私は、仕事で良い成果を出せる自信がある。
分類
メンタルヘルス結果
個人要因 > メンタルタフネス度 > 仕事における自己認識
エンゲージメント結果
個人要因 > 会社や仕事における自己認識 > メンタルタフネス度 > 仕事における自己認識
この因子の偏差値が低い場合は...
従業員が、現在担当している仕事に対して自信が持てずにいる可能性があります。
仕事の量や質の問題があるか、役割や目標等がうまく伝わっていないのかもしれません。
チェックリスト
- 業務の割り振りは適切か
- スキル・経験が浅い従業員が多くないか
- 目標設定が高すぎていないか
- 従業員に、業務の目的、役割を明確に伝えているか
- スキル向上のための指導や育成の体制が整備されているか
施策例
アプローチ1
貴組織の従業員は、自分の担当している仕事をこなしたり、また成果を出す自信がないと感じているのかもしれません。
組織においては、個人の成長のために現在よりもやや高い難易度の業務に取り組ませることがあると思います。
一方で、明らかに自分のスキル・経験に対して難易度が高すぎる業務を与えた場合、従業員はその遂行に不安感を抱いたり、また失敗をしてしまうこともあるでしょう。
そうした不安感や失敗をそのままにしていると、従業員は自信を失い、やる気や成長の芽を潰すだけでなく、業務全体の円滑な遂行を妨げることにもなりかねません。
上司の方は、まず個人のスキル・経験を十分把握した上で、適正な配置・役割分担ができているかを改めて見直すことをおすすめ致します。
また、難易度の高い業務を任せる場合には、進捗状況を聞く機会を増やす、必要な情報や教育機会を提供するなどのサポートをしていくことが大切です。
アプローチ2
従業員のスキルや経験が十分であっても、業務の見通しや、役割・目的が曖昧なままで進めてしまうことにより、業務効率が悪くなったり、期待される成果が出せないことがあります。
そうしたことが続くと、結果として従業員の自信喪失につながることも考えられます。
そのため上司の方は、業務指示を与えるときには、その目的と期待する役割、望む成果についても従業員にしっかりと伝えておくことが重要です。
また、経験が浅く、業務を遂行する自信が持てない従業員には、小さな成功体験を数多くさせることが自信の形成につながります。
ささいな業務から、「自分で最後まで遂行できた」「成果を出せた」という経験を積ませましょう。
そして業務がうまく遂行できた際には、「君のおかげでうまくいったよ」などとポジティブなフィードバックを積極的に与えることも大切です。