職場ではなく、個人的な問題で悩んでいる程度をあらわしており、値が低いほど、悩みを抱えている人が多いことを意味します。
この因子を構成する質問
- プライベートでストレスと感じることがあった。
- 家庭の問題で悩んでいることがあった。
- 経済的な不安があった。
- 子育てや介護の悩みがあった。
- 恋愛でパートナーとの悩みがあった。
分類
メンタルヘルス結果
環境要因 > ストレス原因 > プライベート
この因子の偏差値が低い場合は...
プライベートな問題を抱え悩んでいる従業員がいる可能性があります。
家庭の問題、経済的な不安、子育てや介護の悩み、恋愛関係の悩みなどがストレスとなり、業務に支障をきたしているかもしれません。
チェックリスト
- 子育てや介護などのプライベートでの負荷により、遅刻や早退、急な休暇が増えている従業員はいないか
- 業務上のストレスは少ないはずなのに、ストレスが高い状態にみえる従業員はいないか
- 時間外労働や休日出勤、宿泊出張、夜勤などが増えていないか
施策例
アプローチ1
貴組織の従業員は、プライベートにストレスを抱えておられるようです。
「プライベートのストレス」は職場では対応が難しい問題ではありますが、まずは従業員が悩みを話すことのできる機会を作ったり、日頃から率直な話ができる関係性作りを行うことが重要です。
また、時間外労働時間や休日出勤、宿泊出張や夜勤などの変則的な勤務が増加していないか確認しましょう。
それらの業務的な要因が、従業員のプライベートに費やすことのできる時間を削ることとなり、間接的にプライベートのストレスを増加させている場合があります。
もしそれらが確認できた場合には、業務状況を見直した上で、「ノー残業デーの設置」、「上司自らが積極的に有給を消化し、従業員にもそれを促す」など、従業員のプライベートの時間を増加させる試みが有効かもしれません。
アプローチ2
従業員のプライベートでのストレス状況が把握しにくい場合には、組織内での対応は難しいかもしれません。
そのため組織全体に相談機関の利用を促進するなどの対応を実施しましょう。
また、育児や介護など長期にわたり時間的にも、量的にもプライベートの負荷がかかると予想される場合には、人事制度の見直しで対応できることがないか、人事関連部門に相談することも検討します。
一方で、人事的に過度に立ち入らないことが適切と判断される場合には、ストレスの原因を把握することよりも、ストレスがメンタルヘルス不調につながってしまうことがないよう、従業員の状態を見極めてあげることが大切です。
勤怠状況や身だしなみ、受け答えや生産性などに変化がみられたときには、早期にメンタルヘルス担当部門や専門家による対応が必要です。