上司の接し方、対応の仕方に誠実さや親切さを感じているかをあらわしており、値が低いほど、それらの上司の態度が欠けていると感じる人が多いことを意味します。
この因子を構成する質問
- 上司は親切心と思いやりをもって接してくれた。
- 上司は誠実な態度で対応してくれた。
分類
メンタルヘルス結果
環境要因 > ストレス原因 > 周囲との人間関係
この因子の偏差値が低い場合は...
従業員は上司の接し方、対応の仕方に誠実さを感じられていない可能性があります。
上司と従業員の関係がうまくいっていなかったり、従業員が上司に対し信頼感を抱けず、仕事の成果ややる気にも影響を及ぼしているかもしれません。
チェックリスト
- 上司の業務配慮、上司からのサポート、上司への信頼の結果
- 従業員からの相談に対して真剣・親身に対応しているか
- 従業員と話すとき、一方的に話さず、相手の話をきちんと聞けているか
- 従業員が抱えている業務上の課題や障害について、他人事ではなく当事者として対応しているか
施策例
アプローチ1
上司の方はお忙しい中でも従業員に対してさまざまな配慮をされていることと思われますが、貴組織の従業員は、上司の方の接し方が思いやりや誠実さにかけるという印象をお持ちなのかもしれません。
上司の本当の気持ちがどうであるかに関わらず、従業員は上司の方のささいな行動や態度からその印象を決めてしまうことが多々あります。
従業員に誠実さや思いやりを伝える方法の一つとしては、相手が自分の話をきちんと聞いてくれているという印象を持つように振る舞うことです。
実際にはきちんと聞いていたとしても、聴き方(傾聴の方法)次第でその印象は大きく変わります。従業員から相談を受けたときには、話をさえぎることなく、最後まできちんと聴くことが何よりも大切です。
上司の方は、自分からの話は全対話時間の2割程度に留めるよう心掛けると良いでしょう。
加えて、上司の方は真剣・親身な姿勢を態度で表し、他人事ではなく、当事者として課題の解決に向けた話をすることが重要です。
アプローチ2
従業員が上司からの思いやりや誠実さを感じるのには、日頃から「上司が自分のことを気にかけてくれている」と感じるかどうかにも関係しています。
必要なときに必要なサポートをしてくれることも大切ですが、日々の小さな積み重ねも関係性構築において重要です。
「おはよう」「ご苦労様」といった簡単な声かけや、「ありがとう」「助かったよ」などといった感謝や労いの言葉も頻繁にかけるようにすることをおすすめ致します。
また、業務以外のちょっとした話を織り交ぜることで、職場の緊張緩和や助け合える人間関係を構築することにもつながります。
ただし、業務外の話をする場合には、相手にとって不快にならない話題や程度を配慮するなど注意が必要です。
職場での信頼関係や人間関係は一朝一夕に構築できるものではありません。しかし、構築されれば職場の一体感ができ、やる気や仕事の成果にもつながります。
上司の方から積極的に日頃の声かけを始めてはいかがでしょうか。