職場の環境として、安全性や快適性が確保されているかをあらわしており、値が低いほど、それらが不十分であると感じる人が多いことを意味します。
この因子を構成する質問
- 「職場にリフレッシュできる場所がない」と感じることがあった。
- 「労働災害が起こらないような配慮が不十分」と感じることがあった。
- 私の職場の作業環境(騒音、照明、温度、換気など)はよくない、と感じることがあった。
分類
メンタルヘルス結果
環境要因 > ストレス原因 > 物理的環境
この因子の偏差値が低い場合は...
仕事に必要な作業環境が整えられていないと感じている可能性があります。
業務を遂行していく上で、職場の安全性や快適性が確保されておらず、大きな事故や不調につながる問題が存在しているかもしれません。
チェックリスト
- 職場の作業環境に問題はないか(スペース、空調、照明、騒音など)
- 職場の整理整頓状況、衛生状況に問題はないか
- リフレッシュできる環境(休憩スペースなど)はあるか
- 事故や不調につながりそうな環境上の課題や問題はないか
施策例
アプローチ1
職場環境については、企業・団体全体として適切に整備されていることと思われますが、時代や社会的変化によって、想定外の状況に陥っていることがあるかもしれません。
基本的な職場環境の安全性や快適性が維持されていない場合には、問題を取り除けないか、組織だけでなく企業・団体として検討することを強くおすすめ致します。
基本的な安全性や快適性の確保以外に、作業スペースの確保、暑さ・寒さや照度などの整備状況は、従業員の生産性に直結します。
多くの人が一緒に働く環境下では、すべての人にとって快適な状況にできるわけではないかもしれませんが、一部の従業員の要望だけが環境に反映されていないか確認することも重要です。
また整理整頓が不十分、あるいは衛生上の問題がある場合には、上司の方から改善を促し、より良い職場環境を維持できるよう、従業員への意識づけを行うことも大切です。
アプローチ2
従業員が快適に就労し、事故を防ぎ、高い生産性を維持するためには、適切なタイミングでリフレッシュをすることが重要です。
リフレッシュの時間が用意されている・推奨されている場合でも、リフレッシュできる設備・空間がない、リフレッシュできる職場の雰囲気ではないなどの状態では、従業員は適切に休憩を取ることができません。
休憩スペースは設備的な問題で設置できていない場合もあるかもしれませんが、設置されている場合には、業務で使用してスペース自体を潰していないか、不快な状態、リラックスできない状態になっていないかなどを確認しましょう。
また、職場に休憩できる雰囲気がない場合は、上司の方が自ら率先してリフレッシュの時間をとるようにしましょう。
お忙しい中難しい状況もあるかもしれませんが、そうした休憩時間の従業員との業務外でのコミュニケーションが、その後の人間関係や業務に影響することがあります。
リフレッシュの時間も組織にとって大切な時間と捉えることが、組織の健全さを保つ上でも重要です。